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センチメントの季節

センチメントの季節

今日は、「センチメントの季節/榎本ナリコ/小学館/1997」を紹介したい。
榎本ナリコには、もう一つペンネームがある。「野火のびた」として同人誌でも作品を掲載している。

この作品のテーマはずばり「Sex」。大人に差し掛かった少年少女が人を好きになったり、失恋したりする。また、性への目覚めを嫌悪したり、コントロールできずにもがいたりする。そうした、性に関する少年少女の心の傷を、榎本は見事に描ききっている。現代日本社会の縮図と共に、社会での生きづらさ、閉塞感を彼らの視点から描き、思春期特有の全能感や絶望感なども描いている。
Sexを題材に描いているので、性描写は多いが、猥褻な作品ではなく、むしろ彼女は若人の抱く自己矛盾を素直に描き出している。望まぬ妊娠、堕胎、失恋、身体だけの関係、愛する人の死など…。

現代日本社会の持つ矛盾を彼女は描き、失った人間同士の絆を取り戻す必要性を作品内で説く。彼女の等身大の実経験を基に描かれた同作品からは、彼女が思春期に出会った「死」についても描かれている。それは彼女の他の作品にも底流となって流れている思想なのである。
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