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江戸のまんが

今読んでる本:江戸のまんが/清水勲(著)/講談社
どうやら日本のマンガは、独自に進化してきたようです。非常に興味深い考察です。
無題

おたんこナース

ブラックジャックなら知っているが、おたんこナースを知っている人はどれだけいるだろう。
医療ものも、もっと翻訳されればいいのに。
ブラックジャックによろしく が、読者らによって英訳されたが、それは面白い試みだったと思う。
少数しかないマンガも、もっと翻訳されることを期待する。

オタンコナース
おたんこナース 文庫版

蕎麦斬り

先日、新潟コミティア42に行き、クロ僕屋の「蕎麦斬り」を買った。
非常に面白かった。

モノトーンのアクの強い作風、それに見合うそば屋とある侍とのやりとり。最初から最後まで張り詰める緊張感は、読み手をハラハラさせる。最近の商業誌ではめったにお目にかかれなくなった緊張感を、作者は難なく描いてしまう。
人により、好き嫌いがはっきりする作風と思う、ゆえにこの作品の価値があるとさえ思う。

英語版、フランス語版があればいいのに…。でもこの時代劇風の昔の日本文化・風土を、どうしたら海外に紹介できるかも悩んでしまう。
ブラックな世界に魅せられ、その強さに吸い込まれそうになる。クロ僕屋の作品には、そうした一貫した何かがある。

帯バッグ作りました

DSC_0303.jpg
(こちらのお色のほうが、作品にもっとも近いです)

ソーイングが趣味の一つです。
今回は帯地を使ったペタンコバッグを作ってみました。どうでしょうか。
中には、ポケットが3つあります。一つがファスナー付きです^^
まだまだ初心者の練習段階ですので、ご希望の方に有償でお譲りしようと思います。
(※売上金の一部は、マンガ研究費になります)

DSC_0287.jpg

DSC_0289.jpg
中にはポケットが3つあります。一つはファスナー付きです

・材質:表 不明(昭和中期の帯)、裏 綿100%
・作成場所:日本(個人によるハンドメイド)
・大きさ:28×26cm(※持ち手分除く)
・重さ:およそ120g
・個数:1点もの

センチメントの季節

センチメントの季節

今日は、「センチメントの季節/榎本ナリコ/小学館/1997」を紹介したい。
榎本ナリコには、もう一つペンネームがある。「野火のびた」として同人誌でも作品を掲載している。

この作品のテーマはずばり「Sex」。大人に差し掛かった少年少女が人を好きになったり、失恋したりする。また、性への目覚めを嫌悪したり、コントロールできずにもがいたりする。そうした、性に関する少年少女の心の傷を、榎本は見事に描ききっている。現代日本社会の縮図と共に、社会での生きづらさ、閉塞感を彼らの視点から描き、思春期特有の全能感や絶望感なども描いている。
Sexを題材に描いているので、性描写は多いが、猥褻な作品ではなく、むしろ彼女は若人の抱く自己矛盾を素直に描き出している。望まぬ妊娠、堕胎、失恋、身体だけの関係、愛する人の死など…。

現代日本社会の持つ矛盾を彼女は描き、失った人間同士の絆を取り戻す必要性を作品内で説く。彼女の等身大の実経験を基に描かれた同作品からは、彼女が思春期に出会った「死」についても描かれている。それは彼女の他の作品にも底流となって流れている思想なのである。

Appendix

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Saori

Author:Saori
マンガ研究家やってます。

koufusetsu(at)hotmail.co.jp
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